2011年9月28日水曜日

こっそり戻ってきました + CD応用演習2011#01

こんにちは,たろぐです.
えんぐるがおねむみたいで,しばらくはこちらにこっそり書くことにしました.

さて,始まりましたCD応用演習2011.長い夏休みを経て,いよいよプログラム制の講義が本格的に始まります.CDプログラムの学生はこの応用演習を軸にプログラムの専門科目を学んでいくことになります.先生方を始め,TAさんSAさん,きっとたまに顔出してくれるであろう3-4年の先輩方やOBの先輩,そして僕(…は先生なんですが)といったメンバーが皆さんの成長を手助けできればと思います.もちろんその過程の中で僕らも学び,成長していきたいと思ってます.

後期のCD応用演習はグループワークを中心に進んでいきます.前期のIxD基礎演習もインタビューのところでチームを組みましたが,後期はそれを更に深くやっていくということがひとつの目標です.具体的には何を作るか,そこから皆さんに考えてもらいます.集団での意思決定,その中での役割分担,スケジューリングといったところを全て皆さんのディスカッションによって合意形成してもらう,この練習と実践がCDの学生の基盤のひとつになっていると云っても過言ではありません.

ともすれば衝突するかもしれないグループワークですが,個人的には大いに意見交換してもらいたいと思います.否定から始まる行為は衝突になってしまいますが,基本的には相手と議論をするということはそれらのリスクを背負いながら冷静に理性的に対峙するということだと思います.前期のIxD基礎演習でもありましたので,以下に引用します.
われわれの学部ではグループワークが多く行われれる.では,グループワークを行う意味はなんだろうか? 決して,コミュニケーション能力を上げるような「仲良くやる」「集団の中でうまく空気を読む」「力を合わせる」ことが目的なのではない.学生の多くは勝手にそう思い込んでいるが.それは表面的なことである.(ixd*2011 |インタラクションデザイン基礎演習|第5回|情報の設計2
ありもしないような「空気を読ん」で議論や集団での意思決定の本質を見失ったまま,惰性で物事をすすめることは非常にマズいことです.補足をすれば,それは本来のコミュニケーション能力とは云いません.皆さんにはある共通の目標をクリアするために集まった仲間なんだという意思をもって,大いに議論し合ってより良い意思決定への道を切り拓いていくチカラを身につけてもらいたいなと思います.

とまぁ,お固い話はまた追々.とても大変だと思いますが,その大変さを楽しめるように,楽しく苦しんでいいものを生み出していってもらいたいなと思います.あとは,既にお気づきの方もいるかと思いますが,僕ら講師陣はカメラの病気を抱えております.皆さんの活発な活動を写真に収めなくてはならない使命を背負って,授業中はおおっぴらにレンズを向けるかと思いますが,皆さんの寛大な心で容赦してもらえればと思います.

アドレス交換.これからの半年を運命共同体とする契約の姿である.

では,来週…の前に日曜日に早速課外授業ですが,朝早いですが,朝早くてしんどいですが,元気にお会いしましょう.