2020年12月21日月曜日

CD応用演習2020#14

こんばんは、たろぐです。

今回は本番前の仕上げ作業と各種データ作成作業でした。

今年度はコロナ禍で前期にDTPの作業をすることが無かったので経験値不足は仕方ないですが、提出してもらったデータは全チーム修正が必要な状態でした。今後もこういった作業は必要になるので、落ち着いたら情報表現演習のテキストを見返したりしてちゃんとできるようになって欲しいと思います。可能なら何か補足説明できるようにしたいですね・・

ともあれ、年内の授業はこれで終わりです。あとは年明けの本番!良い年末年始を。そしていい本番を迎えましょう!

年内最後なのに、写真撮る余裕もなかったです…!

2020年12月14日月曜日

CD応用演習2020#13

こんばんは、たろぐです。

ユーザテストを踏まえ、今週は仕上げに向けた作業中心となりました。プロダクト制作を進めていくのはもちろん、発表会当日のためにパンフレットやポスター、webサイトを用意してもらうように仕様を提示しました。

制作が非常に忙しいタイミングでやることが増えて…と感じる学生もいると思います。が、例えばプロジェクト発表会、例えば卒業制作発表会や他大学の卒業制作展など、成果発表の場にはそれ相応の設営があるのは当たり前ですし間違いなく必要なことです。人に伝える「場」としての意識をして、それらもちゃんと作って欲しいと思います。

ともあれ次回が年内最終回(来週も授業あります!)、その次は年明けの発表会本番です。やり損ねのないよう、また必要なら持ち帰りで作業を進められるように準備して残りの時間を使っていけるようにしましょう。


撮れ高大漁祭りでした!

今週の看板娘たち

今週の看板娘(ソロパート)

今週の看板娘(ソロパート)

今週の看板伸び

今週の看板娘さん

今週の看板メン

2020年12月7日月曜日

CD応用演習2020#12

こんばんは、たろぐです。

今回は学童の子どもたちの協力で、ユーザテストをおこないました。実際の子どもたちによる体験の確認はどうだったでしょうか?子どもたちの反応や自分たちで観測できた状況を通じて、コンテンツの完成に向けた最終仕上げに入って欲しいと思います。


今週の看板娘


2020年11月30日月曜日

CD応用演習2020#11

こんばんは、たろぐです。

今日は、子どもたちを迎えてのユーザテストを実際にやりました。皆さんどうだったでしょうか?子どもたちはエネルギーに溢れていて、自由で、まだ難しいこともたくさんあって、でも僕たちが思っているよりもよく見ていたり子どもたちなりの認識で目の前のことを理解しようとしていたのではないでしょうか?今日得られた気付きはコンテンツの仕上げにとても大事なことだと思います。来週もより多くの子どもたちに協力してもらいユーザテストをしますので、それまでに改良できるところは改良して、それは間に合わなくても2回のユーザテストで得られたものを大いに活かして年明けの発表会での最終的なプロダクトではより良いものを仕上げてきて欲しいと思います。

子どもたちと一緒にやっていると、その元気さにエネルギーをもらいつつ、その元気さにエネルギーをもっていかれますよね。あれくらいの眩しいエネルギーは子どもならではの魅力だと思います。そんな子どもたちの魅力的な元気さが輝くような楽しい体験が提供できることを大いに期待しています。

子どもたちが一緒の写真は、諸々の配慮で載せていません。ご了承ください。ただ、何か方法を検討したいと思います。

今週の看板メンズ

今週の看板娘(ご本人に共有してください!)

プロダクトもカタチが決まってきています

2020年11月23日月曜日

CD応用演習2020#10

こんばんは、たろぐです。

今日は、コンテンツ制作・改善を進めていきました。学童の子どもたちの協力によるユーザテストに向けて、自分たちでのアクティングアウトとインスペクション評価をすることで、自分たちのコンテンツ(カガクおもちゃのキット)が目指したカタチになっているかを検証し、ユーザ体験のシナリオやゴールを再確認してもらいました。

アドバイスをしたチームにはここで僕が意識して欲しいこととして伝えましたが、改めて、
  • 自分たちのカガクおもちゃは簡潔に言うと何を学べたり知ったり体験したりできるのか
  • そのカガクおもちゃはどういうことができるのか、どう遊べるのか
  • そのカガクおもちゃはどういう変数を持っているのか、子どもたちはどういうことを試行錯誤できるのか
をチームの中で合意できているか確認して欲しいと思います。

簡潔にという言い方をしたのは、最終的にカガクおもちゃで遊んでくれる子どもたちは、コンテンツで体験する自然科学の現象や仕組みを知識として理解していたり知っていたりするわけではありません。そのキットで実際に体験することが子どもたちの言葉になるわけですので、それを難しい知識ベースの言葉の水準のゴールにしてしまうと、どこかで知識を与える目的にすり替わってしまう恐れがあると僕は考えています。逆に言えば、そこを子どもたちが目にして体験した時に出るであろう言葉に沿ったものをイメージできるように考えてくれれば、ゴールも子どもたちの体験の目線に寄ったものにできるのではないかと期待しています。それを意識して、どう遊べるのかやどういう試行錯誤ができるのかはそれに沿ったものを作ってもらえればと思います。

キットは数量が必要ですし、制作作業に入りたい気持ちは分かりますが、自分たちの作っているコンテンツを全体についても細かいところについても改めて煮詰めて、子どもたちや親子にとって十分に価値あるものにして欲しいと思います。

今週の看板娘さんはソロ活動です

髪パーマしました!

いいmacいいなぁ…

材料を加工開始です

たくさんアイデアを考えるのがCDの強み

2020年11月16日月曜日

CD応用演習2020#09

こんばんは、たろぐです。

今週は中間プレゼンでした。皆さんのアイデアをお互いに説明しあって、それぞれのコンテンツがどういう遊びと学びの体験を提供できるキットになるのかを議論してもらいました。

例え検討段階であってもプロトタイプであっても、具体的になっていくに連れて自分たちの中でのゴールのイメージも具体的になってくると思います。また、同時に今のアイデアの問題点もこれまでよりはっきりと見えてくるのではないでしょうか?教員TASA側も同じで、皆さんがこの中間プレゼンで用意してきてくれたものがあるからこそ明確に指摘できるものも少なくありません。場合によっては耳の痛いハードめな指摘があったかもしれないですが、皆さんがふわっとしたアイデアを具体的になるように一歩進めてくれたからこそのものでもあるのです。

ここで注意しておいて欲しいこととして、「せっかくここまで・・」「もったいない・・」といった理由で問題点を保持しないようにして欲しいと思います。ダーティープロトの時にも説明がありましたが、あくまで完成品のための叩き台として試作品に対してはあまり執着しすぎないようにして欲しいと思います。問題点が見えている時点で、そのプロトは十分に役割を果たしてくれています。問題点をクリアすることでそのプロトの成果を十分に収穫するようにしましょう。

改めて、皆さんのコンテンツをどうするか議論を深めていくのと同時に、3週間後のユーザテストに向けて遊びと学び・シナリオ・仕組み・素材など完成品の設計と制作を進めていって欲しいと思います。

今週の看板娘さん。授業前の明るいうちに撮りました

動作するプロト!

子どもたちの目線に合わせるのもとても大事なこと

実際にやってみることで分かってきたことも多いと思います

通しで体験してみることで、より深い議論ができたのではないでしょうか

2020年11月9日月曜日

CD応用演習2020#08

こんばんは、たろぐです。

今週は中間プレゼンに向けての準備を進めていきました。自分たちの企画が具体的にどういうものになっていくのか、コンテンツの仕組みが自分たちの目指しているものを実現できているのか、シナリオが親子の楽しい学びを提供するものになっているのか、などを中間プレゼンで十分に確認して欲しいと思います。

十分にリサーチしたり議論したりしていても、実際に作ってみる・やってみると分かることや気付くことは多くあると思います。それをしっかりと掴むためにも、中間プレゼンでは今できる準備をきっちりと仕上げてきて欲しいと思います。

中間プレゼンはみなさんの企画をしっかりと議論・検討する大きなチャンスの最後の方です。場合によっては手直しの必要が出てくるようなこともありますが、より良い成果物を作り出すためにもこのチェックポイントを十分に活かしていきましょう。

今週の看板娘さん。お揃っぽい感じ

帰りが分かれたと思っていたら・・

DS2で作業延長戦してました

必要なものを書き出す


実際に作ってみるの大事です!

2020年11月2日月曜日

CD応用演習2020#07

こんばんは、たろぐです。

今日はコンテンツ案の確認のために、シャッフルディスカッションをしました。各チームが今検討しているコンテンツを9コマシナリオにして相互評価することで、コンテンツ案の魅力的な点や課題点を発見し、コンテンツ案の改善を目指す、というのが目的でした。

相互評価ということで、もらったコメントから上手くできているところや考えるべき点などを再確認することができる、というのも大事なことですが、もうひとつ、自分たちのコンテンツを相手に説明する中で気付くことも大事にして欲しいと思います。というのも、コンテンツのゴールやシナリオなどがチームの中であるいは自分の中でちゃんと明確にできていないと、説明できなかったり説明が相手に上手く伝わらなかったりします。その場のアドリブで乗り切れてしまう人もいるかもしれませんが不明確な点を抱えているという実態は変わりませんよね。そういったところがあったチームは、もう一度自分たちのコンテンツがどういうものなのか、何ができるものなのかを再確認して欲しいと思います。

僕としては、中間プレゼンに向けて各チームに意識して欲しいと思っていることとして、みんなのキットを体験した親子が「このキットでxxxについて楽しく体験することができた!」という感想を明確に持ってもらえること、そのためにも「xxx」の部分が明確でシンプルであるよう、コンテンツのゴールを設定して欲しいと思います。「xxx」の部分が複雑で不明瞭なほど、おそらくキットで体験できることが曖昧になっていると僕は考えています。是非参考にして考えてみてくださいね。

みんなが頑張っている姿がたくさん撮れるので、今回も撮れ高入れ食いの大漁です。

今週の看板娘さん。ブーツがかっこいい

毎週ちょっとずつ雰囲気が違くてスゴい

かーわーいーいー


2020年10月26日月曜日

CD応用演習2020#06

こんばんは、たろぐです。

今週は、ダーティープロトタイピングと企画検討をしました。プロトタイピングをすることで自分たちのイメージをより具体的に検討する、というとても大事なフェーズだったと思います。ギミックをテストしてみる、大きさをイメージしてみる、など自分たちのコンテンツのテーマがどうカタチにできそうかを徐々に進めて行って欲しいと思います。

授業の終わりにアドバイスとしてもお伝えしましたが、

  • そのカガクおもちゃが室内のテーブルの上で終わらないで、生田緑地や身の回りの自然などの実際にあるフィールドへアクセスするためのツールとなっていること
  • キットとして、親子が自分たちで作ってそれを遊ぶことができるようにする、それをある程度の数配布できるようにする、そのようにプロダクトを設計してコンテンツを用意する

ということを意識して企画の検討を進めて欲しいと思います。

もうちょっと細かいところでは、過去の実績としてイベントには200組程度の親子が来場してくれています。ですので、100セットくらい用意できるといいと思っています。また、もし配布しきってしまった場合に、100均やホームセンターなどに親御さんが行って材料を買ってきて、家で自分たちで作れるようにWebコンテンツを用意して欲しいと思っています。みたいな感じで、キットを用意するというのもWebコンテンツを用意するのも設計と準備が大事なことですので、各自が積極的に進めていって欲しいです。大変ですが、頑張っていきましょう。


誕生日でした!おめでとう!

今週のカバーガール

ギミックの実験です

企画の議論です

2020年10月19日月曜日

CD応用演習2020#05

こんばんは、たろぐです。

今回は、各グループでディスカッションをして方向性を決めることで、アイデアの絞り込みを進めることを目指しました。

僕が話を聞かせてもらったいくつかのグループにはあえて明確に伝えるようにしましたが、僕はこの段階でアイデアを聞かせてもらいアドバイスや意見を伝える際に、

  • 試行錯誤ができるようなものになるかどうか。それはただ繰り返しやるということになっていないか。 
  • 親子で一緒にできるようになっているか。子の役割、親の役割が明確になっているか。
  • 自然科学の仕組みがコンテンツの中心に来ているか。それが自然の中の現象や身の回りでの活用事例と文脈的に繋がるようになっているか。

という点に注目するようにしていました。

これらはこの授業で皆さんが目指すゴールをより良くするのに必要な視点・考え方と僕は考えていて、これらが不十分だとしたら、そこを見直すことを最優先に伝えるように意識しています。もちろん、楽しさを実現できるかとか、キット化・パッケージ化できそうかとか、ほかにも色々とありますが、まずは上の3点を僕は意識して注目していますし、みんなにも意識して欲しいと思っているので、そうお伝えしてました。もちろん、ほかの先生方やTAさんSAさんが注目するポイントは他にもあると思いますので、積極的に色々な意見を聞いて欲しいと思います。

あと、授業では1軍2軍に分けてから2案に絞り込んでもらっていますが、現時点では採用されていないアイデアにも自分たちでも気付いていない大きなヒントが入っていることが少なくないです。不採用=ダメなアイデアとは思わずに、それらも改めて分解してみて、その中に活用できるような考え方や気付きがあれば、是非活かして欲しいと思います。

この1週間で基本的な方向性を一旦決めて進めていくことになります(やっていく中で差し戻しになることも稀によくありますが)。今日の授業中の説明にもありましたが、親子が楽しく学んでいる姿がイメージできるように、アイデアの方向性を決めて行って欲しいと思います。

 

今週の看板娘さんです

ディスカッションでも身体性は大事な要素だと思います
 


2020年10月12日月曜日

CD応用演習2020#04

こんばんは、たろぐです。

今週は、情報の整理と分析をおこないました。各自が集めてきた情報や気付きを単位化してからグループ化し、それらの関係性を整理することで自分たちが作ろうとするものをどういう方向性に向かっていくのかを考えるためのヒントを探ります。

 

最後にSAさんたちのKJ法のマッピングを見てもらって分かると思いますが、細かく膨大な情報を整理していくのは時間と労力が必要なとても大変な作業になります。 それでも、あれだけのボリュームを扱わなければ見出すことができないものがあるからこそ、SAさんたちのプロジェクトではそれをやってきているんですね。

大事なことは、付箋(情報の単位)の量が自分たちのものよりも遥かに多かったことです。多くの種がなければ練り上げられたものが出てこないのは、どんな問題設定でも共通しています。アイデア出しやディスカッションなんていうと針の穴を通すような"ひらめき"が降ってくるようなイメージがあるかもしれませんが、その実まったく逆で泥臭くて地道な作業の中から練って練って拾い上げることがほとんどです。

今回の授業では時間の制約でSAさんたちのものと同じクオリティや成果を求めてはいませんでしたが、それでも本質的な部分や全体の流れは同じですし、それを一度通しで経験して各チームの時間外作業でブラッシュアップしてくれることを期待しています。SAさんはみんなと同じことをこの授業でよく頑張って、半年後から始まる3年プロジェクトの前期であれを作り上げてきているのですから、みんなもきっとできるようになります。

 

いよいよ本格的に動き出したCD応用演習です。企画立案は自分たちのゴールを設定するとても大事なフェーズですので、十分な調査と議論をして欲しいと思います。

 


バシッとキメてもらいました

SAさんの親身なアドバイスはとても助かります

2020年10月5日月曜日

CD応用演習2020#03

こんばんは、たろぐです。明日が誕生日です。

今日はジャパンGEMSセンターの鴨川先生にお越しいただき、特別講演をしていただきました。内容の面白さはもちろんのこと、ワークショップの組み立てや展開、そこに込められた考え方やそれをどう伝えてくれたのかなど、その場だけでは吸収しきれなかったボリュームと密度だったと思います。是非、チームのメンバーでふりかえり、分析や分解をしてそのエッセンスを参考にしたり取り入れたりして欲しいと思います。

僕個人として今回一番印象に残ったのは「やってみる」から、やる。です。やってみることで、とりあえず状況の当事者となり主体となる。能動的にコンテンツに向き合ってもらうというスタートを切ることができる。これはとても大きいことだと思います。もちろん、この「やってみる」をやってもらえるように促すところが工夫するポイントなのですが、子どもたちからの明確な最初のタッチポイントとして「やってみる」に持っていくように考えてみるといいのではないでしょうか。

次回からいよいよアイデア出しに入ります。たくさんのインプットを基に、アウトプットに繋げていく最初の山場ですので、この1週間で十分に準備をして次回授業に臨んで欲しいと思います。

鴨さん

髪切りました

めっちゃ触ってくるじゃん

 

2020年9月28日月曜日

CD応用演習2020#02

こんばんは、たろぐです。

今日はデジタルファブリケーションのワークショップをおこないました。ネ学では、学生の制作の幅を広げてくれる色々な機器が用意されています。これらの道具を上手く活用して、自分たちが制作しようとしているもののクオリティを上げていって欲しいと思います。

ちょっと気をつけて欲しいこととして、これらの機器は「魔法の道具」ではないということですね。イメージしたものを出力するためには適切な手順とそれに応じた作業が必要ですし、それなりの量や大きさのものであればそのための実時間も必要です。道具を使いこなすためにも、早めに試作して制作スケジュールをマネジメントすることが重要です。自分たちの作ろうとしているコンテンツに必要な機器が出てきたら、積極的に使っていって欲しいと思います。

今週の看板娘さんです