2016年12月21日水曜日

CD応用演習2016#13

こんばんは、たろぐです。

今日は登戸小学校に訪問し、みなさんが作ったキットを体験してもらいました。
実際のユーザである小学生と大学生扮する大人役のペアになって、キットを体験してもらうことで、子どもたちがどのようにキットを使うことができるのか、どのように学びを得ることができるのかを検証しました。さらに実際に体験した小学生たちの意見をもらうことで、さらに一歩よりよいキットにするための議論ができたのではないでしょうか。

それらの実感やフィードバックは、各グループでまとめていると思います。年末年始の課題もありますが、まずは一息入れて、子どもたちの反応やフィードバックを眺めながら自分たちの作ってきたものを見返してみる時間があってもいいかと思います。


ともあれ、まずは小学校訪問お疲れさま。最終発表までもうひと頑張りです。
そして、良いお年を。

2016年12月17日土曜日

プロジェクト2016最終発表会

こんばんは、たろぐです。

今日はプロジェクト2016の最終発表会に伺いました。


3年生が1年間のグループワークの成果を披露する、ネットワーク情報学部の中でも最も大事なイベントのひとつですね。話を聞いたり内容を見ていると、すごく頑張って走りきったものであったり自分たちはもっと頑張れたはずという気持ちを察する瞬間があったりと、単にプロダクトがあるだけではない、1年間という時間が積み重ねた層の厚みのようなものを感じることができました。ともあれ、最後まで粘って辿り着いた最終発表会、みんなよく頑張ったのだなと、見ている側も感じるものが多くあります。

そんなプロジェクト最終発表会の様子を、当日話を聞かせてもらったプロジェクトの写真で並べておきます。

プロジェクトのみんな、1年間お疲れさまでした!

2016年12月12日月曜日

CD応用演習2016#12

こんばんは、たろぐです。

本制作も進み、小学校訪問前の最終チェックです。 来週、制作したキットを小学生と実際に使ってみてどのような反応が得られるか、議論に持っていけるかを煮詰めていくために、今週は「年内の」ラストスパート、頑張っていきましょう!


2016年12月5日月曜日

CD応用演習2016#11

こんばんは、たろぐです。

今回は引き続き本制作をしていきました。


実装フェーズに入り今まで尽くしてきた議論の具体化を進める段階なので、みんな手を動かすことに力を注いでいます。 なので、われわれは比較的見守るモードに。

2016年11月28日月曜日

CD応用演習2016#10

こんばんは、たろぐです。

今回から本制作に入りました。
本番で実際に使うキットをこれから制作していくので、その素材、大きさ、動きや仕掛け、組み立てなどを試行錯誤していきながら完成に向かっていきます。また、それを使うことでシナリオがどのように進んでいくのか、学びはどのように得られるのかを細かく確認していきます。
授業プリントで説明があったように、登戸小でのワークショップ、科学館での発表会、理想的な運用環境はそれぞれ少しずつ条件に差があります。ですが、登戸小でのワークショップでは小学生と大学生のペアを親子と読み替え、科学館での発表会では大学生を科学館のスタッフと読み替えることで、最終的に理想的な運用環境ではどのように提供することができそうか、イメージすることはできると思います。コンテンツへの導入からキットの体験、学びの確認を経て日常への接続まで、それぞれのパートでどういう接点(タッチポイント)や得られる経験があるか、それがどのように流れを組み立てられているのか、本制作を進めながら煮詰めていきましょう。
こういったことを煮詰めていくの、実はすでにIxD基礎演習のUX Journey Mapのところで色々と議論をして経験しています。ということで、種蒔きは済ませてありますので、半年前を上回る収穫を見せて欲しいと思います。


2016年11月21日月曜日

CD応用演習2016#09

こんばんは、たろぐ with TouchBarです(ドヤ

今回は中間プレゼンでした。
今まで煮詰めてきたアイデアとコンセプト、プロダクトの仕掛けやギミック、シナリオと学びのゴールを現時点で整理してプレゼンテーションをしました。


プレゼンすることで相手から反応が返ってきて考えられることもあります。それと同じくらい、そもそもプレゼンするために自分たちのやってきたことをまとめる、それを自分の口から表現する時点で自分の中で理解がはっきりすることも多くあります。
この中間プレゼンで、各グループは自分たちの企画をどのように見つめられたでしょうか。 これからの本制作のために、いい準備ができたと期待しています。本制作では手を動かすことが多くなってきます。作ることはとても大事ですし、そこに没頭するくらい頑張って欲しいのですが、それと同時に、自分たちが作ろうとしているものとユーザがそれを利用している状況のゴールのイメージを常に確認して、ズレが起こらないように気をつけていきましょう。タイトなスケジュールの中で要求は多くなりますが、完成に向かって頑張って進んでいって欲しいと思います。

ともあれ、中間プレゼンお疲れさまです!

2016年11月14日月曜日

CD応用演習2016#08

こんばんは、たろぐです。

今回は、プロトタイプを制作しながら、アクティングアウトとインスペクション評価をおこないました。


プロトタイピングによってカタチにしていき、アクティングアウトとインスペクション評価によってプロトタイプを触り動かしていく中で、自分たちのアイデアに理屈に合わないことや飛躍しているところ、矛盾していることなどがないか、そしてシナリオや学びの流れが正しく組み立てられているのかを確認していきました。
前回前々回と大変だったと思いますが、今回これらの確認を進めていく中で、今までの議論できちんと組み立てられた箇所とまだ議論を詰めていく必要がある箇所が見えてきたのではないでしょうか。
また、次回が中間プレゼンということで、それまでに具体的にしておくべきところと、中間プレゼンに参加してくださる小学校の先生にご意見をいただきたいところを準備しておくようにアドバイスしました。全体のシナリオやプロダクトの実装などについてはこれからの授業でもフォロー(支援)できることが多くありますが、内容や表現などで現場の先生のご意見をいただける機会は多くはありません。中間プレゼンという大事な節目でそこについて必要な確認ができるようにしましょう。

ともあれ、次回は中間プレゼンです。
自分たちが提案しようとしている体験のカタチや作ろうとしているプロダクトについて、大筋のチェックができる大事なタイミングですので、十分な議論ができるように準備してきてくださいね。

あと、ずいぶん寒くなってきて体調を崩しやすくなっています。ただでさえハードな授業で肉体的にも精神的にも疲労が出てくると思いますので、体調には十分に気をつけて欲しいと思います。元気じゃないとパフォーマンスは発揮できないですからね。

2016年11月8日火曜日

CD応用演習2016#07

こんばんは、たろぐです。

今回は9コマシナリオ制作とプロトタイピング、シャッフルディスカッションを通じて、コンテンツのアイデアを固めていきました。


前回アイデアの方針を絞り込んでいき、制作する学習キットのコンセプト(What)を決めるところまで頑張ったので、今回はそれを、どういったシナリオで(Who)、どのようなプロダクト=学習キットを使うことで(How)、楽しく学べるシーンになっていくのか、それを議論して煮詰めていくことが目標です。
前回は大変だったと思います。ですが、今回も大変です。大変というのは、とても大事だということです。ここを適当にやってしまうと、あとは砂上の楼閣になってしまいます。せっかく具体的なユーザもいる貴重な機会なのに、そうなってしまうのは本当に虚しいことです。いいものを目指して、粘り強く意見を交わし、企画をしっかりとしたものに固めていきましょう。

既にプロトタイプを作り出しているグループは多いと思います。プロトタイピングについて、ひとつアドバイス。事実や原理など、結果が確定していることについては、早急に確認をしてメンバー全員が理解しておくことをオススメします。例えば、気温や湿度で色が変化する紙だったら温度や湿度と対応する色、それぞれの星の1日(自転周期)の長さの比較、生田緑地にいる動物や植物が何なのかとか生息分布などなど。確認を後回しにする意味は全く無いですし、一度ちゃんと確認すればいいものなのでくり返すような負担もないはずです。そして、後々でズレがあったと判明した場合にはコンテンツ自体がダメになるリスクがあります。コンテンツの土台となる部分ですので、手を抜かずにちゃんと確認しましょう。

2016年10月31日月曜日

CD応用演習2016#06

こんばんは、たろぐです。

今回の授業では、シャッフルディスカッション、アイデアの絞り込み、プロトタイピングについて進めました。



今週の課題でグループごとに30個のアイデアを用意してきてもらったので、それらの中からよさそうなものを10個程度まで絞り込んで、シャッフルディスカッションでほかのグループの人たちに説明をして、意見やコメントを出し合いました。前回までは、ブレストでアイデアを発散的にでも出していく「量で勝負」の段階でしたが、みなさんのTumblr記録でも書かれていたとおり、時にはまとまらずに方向性を見失いがちになります。なので、そういった足し算のアイデア出しをした後は、引き算をしていき、改めて議論のフォーカスをまとめていく「質で勝負」の段階に進める必要があります。

それらを踏まえて、グループでまとめたアイデアを教員と議論し、これから制作するコンテンツの方針を決定しました。結果から言うと、たぶんこれからもっとブラッシュアップしていく必要があると思います。
議論の中で学生から聞いた興味深いこととして、いくつかのアイデア案の中でシャッフルディスカッションではほかのグループの学生から好評価だったものが教員側には不評なものが多かった、ということがありました。いくつかについては、ゲーム性を持たせることに意識が向かいすぎてしまい、ゲームのためのゲーム性になってしまっているものがありました。そういったところには、なぜゲーム性があるのか、あるとしたら誰がどういうプレイヤーになるのか、などを議論・検討するように求めたと思います。まだコンセプトとか方針とかのふんわりした方向性なので、荒削りというか削っていないというか…たぶんユーザーとなる親子がどういったシーンでどんな使い方をしてどういった学びの体験を得られるか、ビジョンが見えてないところが多くあるのではないでしょうか。それらをこの1週間(と、その先ずっと)グループで議論し煮詰めていってほしいと思います。
もちろん、方針自体がうまく決定できたところも次の具体化していく段階で悩むことが出てくるかもしれませんし、今回なかなか苦労したところが逆になることも往々にしてあります。今回の議論で出てきたアイデアで全てがデザインできたわけではありませんので、自分たちが制作するコンテンツが必要とする本質に沿っているのか、常にそこを確認しながら時には柔軟に修正していきながら進めて行ってほしいと思います。

授業の後半では、次回から中間プレゼンまでに進めていくプロトタイピングについての説明をしました。まずはダーティープロトタイプでざっくりとした形や大きさから、そこから徐々に細部や機能がイメージできるようなプロトタイプを作り、上記のような議論をより正確で細かい粒度でできるようにしていきましょう。

2016年10月24日月曜日

CD応用演習2016#05

こんばんは、たろぐです。

今回はアイデア出しのための準備の時間でした。ブレストをしてアイデアの種をたくさん用意する。その中からいいアイデアを組み上げていく。グループで30個のアイデア出しは大変かもしれませんが、例えば3個のアイデアの種からいいアイデアを練り上げるってのはとても難しいことですよね(いっこいっこの種の重要度が高くなり、アイデア精度が問われるという意味で)。30個も用意できれば、色んな可能性に分散できるので、練り上げるアイデアもよりいいものに近づけると期待できます。
アイデアの種は、それ自体がそのままアイデアにならないことも多いです。というか、授業で出たものについては、見た範囲ではどれもそのままではコンテンツにならないと思います。
ただ、それぞれのアイデアの種の中には、使えそうな要素や矛盾していたり目的に合致しなくて使えなさそうな要素が混ざって入っています。アイデアの種を丸ごと捨てたりすることはしないように気をつけて、ひとつひとつの要素をちゃんと分解し分析・議論して、いい要素を組み合わせることで、新しくいいアイデアを組み上げていけるようにするといいと思います。

あとは、「屋外で親子が楽しく学べる自然科学学習キット」を、「屋外で」「親子が」「楽しく」「学べる」「自然科学学習」「キット」としてどこまで自分たちのアイデアがこれを実現できているのか、そこを常に議論の真ん中ら辺に置いて、アイデアを深めて練り上げていって欲しいと思います。

後半にBlenderを使ったモデリング概説をおこないました。3DCGを全くやったことないところから1時間で歯車をモデリングするので、結構大変だったかと思いますが、あれが皆さんのアウトプット方法の選択肢を増やしてくれれば幸いです。
資料はWebに置いてありますので、確認復習などにどうぞ。
http://www.ne.senshu-u.ac.jp/~cd/2016/cd_web/files/Blender.pdf


2016年10月17日月曜日

CD応用演習2016#04

こんばんは、たろぐです。記念すべき100エントリ目です。

今回は、情報整理およびアイデア発想法であるkj法を学びました。ただカテゴリを分けるのではなく、要素の抽象化をしてそこから因果関係や概念、さらには見えていない関係性や要素といったものを探り、問題解決のためのヒントやひらめきを生み出そうとする手法です。
2時間ぶっ通しで新しいことにチャレンジしたので、結構疲れたと思いますが、こういったものはとにかく経験してみる・試行錯誤してみることでしか勘所が見えてこないので、今回はいいきっかけになったはずです。
まだまだブラッシュアップできるところは多くあると思いますが、もともと完璧にできるというものは存在しないことですし、これを叩き台にこれからの議論で出たことを追加・アップデートしていって欲しいと思います。


2016年10月3日月曜日

CD応用演習2016#03

こんばんは、たろぐです。

今回は、午前中に小学校訪問をして、ユーザとして想定している世代の小学生とコミュニケーションをとってきました(僕は午前中は駒女で授業なので残念ながら参加できず)。また、午後の授業では、石岡市北小学校の冨田先生をお招きして、特別講義をしていただきました。


2016年9月26日月曜日

CD応用演習2016#02

こんばんは、たろぐです。

今日の授業では、3つのセッションに分かれておこないました。


僕の担当した3Dプリンタのセッションでは、栗芝プロジェクト2015から活動しているexplaceの人たちに3Dプリンタによる出力方法の概説とデモをおこなってもらいました。
この2年間でゼロから始めた活動がここまでちゃんとできていることに改めて関心。
explaceの皆さん、ありがとうございます!

2016年9月25日日曜日

CD応用演習2016#ex

こんばんは、たろぐです。

今日は生田緑地にあるかわさき宙と緑の科学館のご協力のもと、フィールドワークをおこないました。



2016年9月19日月曜日

CD応用演習2016#01

こんばんは、たろぐです。
CD応用演習2016が始まりました。
写真ログ中心ではありますが、ここに活動の切れ端を残せればと思います。




2016年4月19日火曜日

expr2016#02

こんばんは、たろぐです。

今回はグループを作って、それぞれのグループで他己紹介コンテンツを制作する課題をスタートしました。クジでグループを分けたので、初めましてのメンバーも多いでしょうが、積極的にコミュニケーションをとって、相手の魅力を引き出して欲しいと思います。


2016年4月18日月曜日

IxD基礎演習2016#02

こんばんは、たろぐです。

今回はIllustratorのペンツールの練習をしました。ベジェ曲線を自由に描けるように、これからも頑張っていきましょう。課題のグッピー、美しいものが出てくるのを楽しみにしていますね。
ところで、等量分割について、学生の半数に再提出を求めました。 じっくりと目の前のモノに向き合って、丁寧に仕上げてもらえればと思います。


2016年4月12日火曜日

expr2016#01

こんばんは、たろぐです。
今年度は火曜日に情報表現演習でも教えることになりました(ほかの先生の代打なので、今年度だけの可能性が高いです) 。

 初回はメール設定と送受信テストをしてとオリエンテーション的な内容でした。次回以降、実習形式の課題を色々とやっていきながらスキルアップしていきましょう。


2016年4月11日月曜日

IxD基礎演習2016#01

こんばんは、たろぐです。
2016年度が始まりました。今年度も頑張っていきましょう。

IxD初回は、展開図をIllustratorで作り、それを組み立てて立体模型を制作しました。課題は等量分割、丁寧で面白いものを期待していますね。




2016年2月1日月曜日

コウサ展2016

こんばんは、たろぐです。

コウサ展2016@YCCに行ってきました。
コメントもせず写真だけで食べ散らかしたみたいになってしまって申し訳ないです(汗