2020年11月30日月曜日

CD応用演習2020#11

こんばんは、たろぐです。

今日は、子どもたちを迎えてのユーザテストを実際にやりました。皆さんどうだったでしょうか?子どもたちはエネルギーに溢れていて、自由で、まだ難しいこともたくさんあって、でも僕たちが思っているよりもよく見ていたり子どもたちなりの認識で目の前のことを理解しようとしていたのではないでしょうか?今日得られた気付きはコンテンツの仕上げにとても大事なことだと思います。来週もより多くの子どもたちに協力してもらいユーザテストをしますので、それまでに改良できるところは改良して、それは間に合わなくても2回のユーザテストで得られたものを大いに活かして年明けの発表会での最終的なプロダクトではより良いものを仕上げてきて欲しいと思います。

子どもたちと一緒にやっていると、その元気さにエネルギーをもらいつつ、その元気さにエネルギーをもっていかれますよね。あれくらいの眩しいエネルギーは子どもならではの魅力だと思います。そんな子どもたちの魅力的な元気さが輝くような楽しい体験が提供できることを大いに期待しています。

子どもたちが一緒の写真は、諸々の配慮で載せていません。ご了承ください。ただ、何か方法を検討したいと思います。

今週の看板メンズ

今週の看板娘(ご本人に共有してください!)

プロダクトもカタチが決まってきています

2020年11月23日月曜日

CD応用演習2020#10

こんばんは、たろぐです。

今日は、コンテンツ制作・改善を進めていきました。学童の子どもたちの協力によるユーザテストに向けて、自分たちでのアクティングアウトとインスペクション評価をすることで、自分たちのコンテンツ(カガクおもちゃのキット)が目指したカタチになっているかを検証し、ユーザ体験のシナリオやゴールを再確認してもらいました。

アドバイスをしたチームにはここで僕が意識して欲しいこととして伝えましたが、改めて、
  • 自分たちのカガクおもちゃは簡潔に言うと何を学べたり知ったり体験したりできるのか
  • そのカガクおもちゃはどういうことができるのか、どう遊べるのか
  • そのカガクおもちゃはどういう変数を持っているのか、子どもたちはどういうことを試行錯誤できるのか
をチームの中で合意できているか確認して欲しいと思います。

簡潔にという言い方をしたのは、最終的にカガクおもちゃで遊んでくれる子どもたちは、コンテンツで体験する自然科学の現象や仕組みを知識として理解していたり知っていたりするわけではありません。そのキットで実際に体験することが子どもたちの言葉になるわけですので、それを難しい知識ベースの言葉の水準のゴールにしてしまうと、どこかで知識を与える目的にすり替わってしまう恐れがあると僕は考えています。逆に言えば、そこを子どもたちが目にして体験した時に出るであろう言葉に沿ったものをイメージできるように考えてくれれば、ゴールも子どもたちの体験の目線に寄ったものにできるのではないかと期待しています。それを意識して、どう遊べるのかやどういう試行錯誤ができるのかはそれに沿ったものを作ってもらえればと思います。

キットは数量が必要ですし、制作作業に入りたい気持ちは分かりますが、自分たちの作っているコンテンツを全体についても細かいところについても改めて煮詰めて、子どもたちや親子にとって十分に価値あるものにして欲しいと思います。

今週の看板娘さんはソロ活動です

髪パーマしました!

いいmacいいなぁ…

材料を加工開始です

たくさんアイデアを考えるのがCDの強み

2020年11月16日月曜日

CD応用演習2020#09

こんばんは、たろぐです。

今週は中間プレゼンでした。皆さんのアイデアをお互いに説明しあって、それぞれのコンテンツがどういう遊びと学びの体験を提供できるキットになるのかを議論してもらいました。

例え検討段階であってもプロトタイプであっても、具体的になっていくに連れて自分たちの中でのゴールのイメージも具体的になってくると思います。また、同時に今のアイデアの問題点もこれまでよりはっきりと見えてくるのではないでしょうか?教員TASA側も同じで、皆さんがこの中間プレゼンで用意してきてくれたものがあるからこそ明確に指摘できるものも少なくありません。場合によっては耳の痛いハードめな指摘があったかもしれないですが、皆さんがふわっとしたアイデアを具体的になるように一歩進めてくれたからこそのものでもあるのです。

ここで注意しておいて欲しいこととして、「せっかくここまで・・」「もったいない・・」といった理由で問題点を保持しないようにして欲しいと思います。ダーティープロトの時にも説明がありましたが、あくまで完成品のための叩き台として試作品に対してはあまり執着しすぎないようにして欲しいと思います。問題点が見えている時点で、そのプロトは十分に役割を果たしてくれています。問題点をクリアすることでそのプロトの成果を十分に収穫するようにしましょう。

改めて、皆さんのコンテンツをどうするか議論を深めていくのと同時に、3週間後のユーザテストに向けて遊びと学び・シナリオ・仕組み・素材など完成品の設計と制作を進めていって欲しいと思います。

今週の看板娘さん。授業前の明るいうちに撮りました

動作するプロト!

子どもたちの目線に合わせるのもとても大事なこと

実際にやってみることで分かってきたことも多いと思います

通しで体験してみることで、より深い議論ができたのではないでしょうか

2020年11月9日月曜日

CD応用演習2020#08

こんばんは、たろぐです。

今週は中間プレゼンに向けての準備を進めていきました。自分たちの企画が具体的にどういうものになっていくのか、コンテンツの仕組みが自分たちの目指しているものを実現できているのか、シナリオが親子の楽しい学びを提供するものになっているのか、などを中間プレゼンで十分に確認して欲しいと思います。

十分にリサーチしたり議論したりしていても、実際に作ってみる・やってみると分かることや気付くことは多くあると思います。それをしっかりと掴むためにも、中間プレゼンでは今できる準備をきっちりと仕上げてきて欲しいと思います。

中間プレゼンはみなさんの企画をしっかりと議論・検討する大きなチャンスの最後の方です。場合によっては手直しの必要が出てくるようなこともありますが、より良い成果物を作り出すためにもこのチェックポイントを十分に活かしていきましょう。

今週の看板娘さん。お揃っぽい感じ

帰りが分かれたと思っていたら・・

DS2で作業延長戦してました

必要なものを書き出す


実際に作ってみるの大事です!

2020年11月2日月曜日

CD応用演習2020#07

こんばんは、たろぐです。

今日はコンテンツ案の確認のために、シャッフルディスカッションをしました。各チームが今検討しているコンテンツを9コマシナリオにして相互評価することで、コンテンツ案の魅力的な点や課題点を発見し、コンテンツ案の改善を目指す、というのが目的でした。

相互評価ということで、もらったコメントから上手くできているところや考えるべき点などを再確認することができる、というのも大事なことですが、もうひとつ、自分たちのコンテンツを相手に説明する中で気付くことも大事にして欲しいと思います。というのも、コンテンツのゴールやシナリオなどがチームの中であるいは自分の中でちゃんと明確にできていないと、説明できなかったり説明が相手に上手く伝わらなかったりします。その場のアドリブで乗り切れてしまう人もいるかもしれませんが不明確な点を抱えているという実態は変わりませんよね。そういったところがあったチームは、もう一度自分たちのコンテンツがどういうものなのか、何ができるものなのかを再確認して欲しいと思います。

僕としては、中間プレゼンに向けて各チームに意識して欲しいと思っていることとして、みんなのキットを体験した親子が「このキットでxxxについて楽しく体験することができた!」という感想を明確に持ってもらえること、そのためにも「xxx」の部分が明確でシンプルであるよう、コンテンツのゴールを設定して欲しいと思います。「xxx」の部分が複雑で不明瞭なほど、おそらくキットで体験できることが曖昧になっていると僕は考えています。是非参考にして考えてみてくださいね。

みんなが頑張っている姿がたくさん撮れるので、今回も撮れ高入れ食いの大漁です。

今週の看板娘さん。ブーツがかっこいい

毎週ちょっとずつ雰囲気が違くてスゴい

かーわーいーいー