2010年6月5日土曜日

IxD基礎演習2010#07 :: as3.0

こんばんわ,たろぐです.

前回の授業,as3.0はいかがだったでしょうか?
以前カーブを描いて魚を泳がせた時と違ったFlashの一面を垣間見て,そこに可能性を感じたのか絶望を感じたのかは分かりませんが,より高度にFlashを制御するための仕組みとして,これからはas3.0系のプログラムを組めるようになる必要が「より突っ込んだFlashコンテンツ制作」にはあります.

ただ,授業中にも言及しましたが,as3.0はおおよそオブジェクト指向プログラミング言語(OOP)として必要なものを求めてくるので,今までのプログラミング経験からだけでは最初は苦労するかも知れません.あと,3年生以上とも共通する悩みですが,as2.0で今までやってきた人にとってもas3.0はしんどいと思います.そこそこ似ていてやれること/やらないといけないことが増えて,しかも互換性ないので..

OOPについてはJavaを筆頭にモダンな開発言語はおおよそその思想を汲んでいますし,PHPですら5系ではOOP設計を可能にしているので,webプログラミングも今後はOOPなしでは成り立たない(RubyとかもOOPですよね)という点では,今のこの機会にその思想と設計手法を勉強しておくのはとてもいいことだと思います.

幸い,as3.0はそれらの言語の中でも特に出力関連がリッチなので,モチベーションは保ちやすいですし,ほかの言語と違って複雑高度な処理を目的としている言語でもないので,楽しい部分を学びながらOOPに触れられるという点でもいい選択肢かもしれません.一方で,Flashローカルな言い回しやお作法もちらほらあるので,混乱の原因になることもあります.

あえて無茶云うなら,as3.0だけで作れるので,いっそFlashから作るのではなくてas3.0で全部書いてしまうと,プログラミングスキルの向上という面ではとても有効なのですが,やはり大変.チャレンジャーな人は挑戦してみてくださいね.

ちょっと徒然と書いているので,いい締め方にならないですが,こんな感じで.

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