2010年6月5日土曜日

IxD基礎演習2010#06 :: スーパーデジ一タイム

こんばんわ,たろぐです.

かなり出遅れてますが,デジ一講座してみたりしました.
既に全力MAN明日の矢印で書かれていますし,そもそも2週間前なので今更ですが..
講師陣のテンションを見て分かったかと思いますが,カメラ大好きです.かなり.

で,僕は中でもフィルムカメラ担当(?)なのですが,ここでフィルムカメラについてのこだわりを語らせると終わらないのでとりあえず割愛.

一眼レフという仕組みとカメラという体験をある意味初めてした学生さんが多かったかと思いますが,ここで若干強引ながらも一言.
デジイチは周辺をぼかすことができ,それによって被写体を強調する,カメラが動物の視覚を模した構造による表現を可能にしています.これはコンデジとは一線を画する能力です.これによって浮かび上がる被写体,そこにピントを合わせるということと,今そしてこれから自分たちがなんらかのユーザを意識してモノを作ったりプロジェクトを推進していくこととは結構似ていると考えてみてください.
想定しているユーザにピントを合わせる.関係性の低い周辺事情には重要度の重みを低くして,あくまでユーザをフォーカスするってことは,なんでも出来る万能ツールを作るのと対になっていますよね.でも,なんでもピントがあってるコンデジとか写ルンですみたいな写真と一眼レフで周辺をボカした写真とでは被写体の強調に伴なう構造の美しさに差が出てくると思うんです.被写体を,ユーザを意識することで,そこをフォーカスする.これってなんだか似ているような気がします.
漫然と世界をカバーするよりも特定の誰かを切り出すって方が,人間にとって価値を見出しやすいんですね.

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