2013年10月7日月曜日

CD応用演習2013#03 Physical Computing Workshop

こんばんは,たろぐです.

今回はフィジカルコンピューティングを知ろうということで,Gainerを用いたワークショップをおこないました.
キーボードやマウスといった入力ではなく,自分たちの身体動作がコンピュータを制御する入力になっていくという体験に,楽しげな歓声が沸き上がっていましたね.文明開化が訪れたくらいの拡がりを感じたのではないでしょうか.









Gainerの足折ったら即弁償なので,みんなおっかなびっくり触っています.




落ち着いて考えてみると,キーボードもマウスも中に対応しているセンサーが入っていて,それを反応させてコンピュータを動かしているという点では今回やったものと機構的に全く違うということはありません.では,なんでこのフィジカルコンピューティングが面白く感じられたのでしょうか.
キーボードやマウスのカタチは,いわゆるコンピュータを操作する動作に紐付いているという前提が僕らの中にあって,触るときにはコンピュータを操作するという脳内スイッチが入っていますよね?でも,Gainerでセンサーを使っている時,僕らは手をかざしたりといった「普通の身体動作」をします.キーボードやマウスに触っている時と違ってコンピュータを操作している脳内スイッチが入らないので,そういった「普通の身体動作」でコンピュータを操作できていることに驚きや楽しさを感じられるのではないでしょうか.

綺麗な光だなぁ〜…








( ✧・`ω・´)キリッ


僕らが小学生の子どもたちに作ろうとしているコンテンツは,「小学生が興味を持って触知しながらインタラクティブに学ぶことができる教材モデル」(プリントVol.1 Page.1)ですよね.つまり,体験型の学習支援ツールということになります.なので,体験を作り出すためのインタラクションが大事なのであって,裏側で動いているコンピュータの存在を子どもたちが感じる必要はないんです.子どもたちにコンピュータを操作してもらうのではなく,何かしら理科の現象をイメージさせる動きとコンテンツが連動することで,体験的に学びを得られるようにする.そのようにコンテンツをデザインして,それを実現できるセンサーを利用する.子どもたちにはコンピュータを操作しているという脳内スイッチではなく,別の脳内スイッチをオンにしてもらい,コンテンツと学習に没入してもらう.これが汎用入力との違いであり,今回のコンテンツ制作にフィジカルコンピューティングの要素を組み込んでもらう理由です.






( •̀ㅂ•́)و 




上手く動作しなくて,助けを求めたりとか.




後半戦はグループディスカッションです.アイデアを絞り込んでいき,企画案としてまとめていきました.











今回も無理云って来てもらいました.ありがとう!
安井くんは今は制作から離れていると云っていましたが,会社でセンサーを取り扱っているその場にいる人であり,過去には皆さんと同じようにCD演習を受けて,もちろん3年にはプロジェクトをやってというネ学の道を歩いてきた先輩です.皆さんにとって大事なことをよく理解している先輩なので,また交流する機会があれば,きっと皆さんにとって価値あるアドバイスをくれるでしょう.





今週の可愛い

今週のそんなに可愛くない


ではまた次回.
前日が誕生日でした.設定20歳になりました.

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