2013年9月30日月曜日

CD応用演習2013#02 久保田先生ご講演

こんばんは,たろぐです.

第2回目の授業は,宇都宮大学から久保田先生にお越しいただき,ご講演をしていただきました.教育学をご専門にされている久保田先生は以前教壇に立たれていたこともあり,どういった点を気をつけるべきか,教育現場の生の声を聞くいい機会だったと思います.前日のフィールドワークで得た「生の情報」,実際に教壇に立たれている方のお話や小学校との連携授業という「生の現場」,そして制作したコンテンツを直接届ける相手となってくれる小学生たち「生のユーザ」.こういったユーザを強く意識できる環境の中でCD応用演習は展開していきます.






地球の歴史を感じるための簡単なワークショップ.地球規模の時間のスケーリングが見えてきたでしょうか?




















久保田先生のご講演のあとは小学校のテストを受けてもらいました.教材作成をする以上,当然正しい知識を身につけておかなければなりません.習ったのは大昔かもしれませんが,大学生なんだから8割以上はできて欲しいですね…



余裕♪


テストが終わって,点数とか色々ありましたが,テーママップの共有から実際にどのようなアイデアがいいかをグループディスカッション.











簡単に決まるものではないので,授業時間内に方針が決定はしなかったと思いますが,これから近い間はディスカッションを重ねてアイデアを具体的に煮詰めていくことを頑張っていってください.ここが弱いまま不確かなままだとプロトタイピングの段階で止まってしまいます.議論に議論を重ねて,考えたことが死にアイデアになるのを恐れずにどんどんお互いの意見を出していって欲しいと思います.
授業時とブログのエントリで前後してしまいましたが,プロジェクト案への総評でもお伝えしたように,ユーザや問題提起,プロダクトの利用の流れが具体的でない案というのはうまくいかないことがスゴく多いです.理由は,それを聞いた各々が自分の脳内での理想状態を描くことでなんとなくよさそうに思っていても,その理想状態が他人と共有できるものではないからであり,またなんとなくよさそうなものという理想状態は,アイデアの都合の悪い部分や制作段階で詰めていく大事なディテールについて目を背けた状態のままになりがちだからです.ここで「まぁそういう感じでいいんじゃない?」というような形でディスカッションを重ねずになんとなくで制作するテーマ決めを終わらせてしまわないように,皆さん粘り強いディスカッションを頑張ってくださいね.

では最後に,今週の可愛い.



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